いつも角川ビーンズ文庫をご愛読いただきありがとうございます。

例年たくさんの作品をお寄せいただいている「角川ビーンズ小説大賞」について、
本年度に募集開始する第24回から、
リニューアルを実施させていただく運びとなりました。

移り変わる流行をタイムリーに、そして、様々な形で読者の皆さまにお届けするため
①応募受付期間の変更
②賞・副賞の新規設立

を行います。
募集開始に先立ち、リニューアル後の賞の概要をご紹介いたします!

応募受付期間
2024年10月~2025年5月(予定)
※詳細日程は追って告知いたします

募集部門・応募方法
〈一般部門〉
ジャンルを問わず、エンタテインメント性の強い作品を募集いたします。
ラブストーリー、成長物語、世界を救うファンタジーまで
物語の形はさまざまです。
あなたの「心ときめく物語」をお待ちしております。

〈テーマ部門〉
読後まで印象を残す登場人物や、その関係性など、
あなたにしか書けない「心ときめくキャラクター」の活躍する物語をお待ちしております。
テーマキーワードは後日告知いたします!

賞・副賞
大賞 賞金100万円
 副賞……シリーズ化確約・コミカライズ確約

一般部門優秀賞 賞金30万円
 副賞……書籍化確約

テーマ部門優秀賞 賞金30万円
 副賞……書籍化確約

特別賞 賞金10万円
 副賞……書籍化検討

角川ビーンズ文庫×FLOS COMIC賞
 副賞……コミカライズ確約

※該当作品が選出されない場合もあります。
※賞金は、消費税込の金額であり、また、別途源泉所得税が徴収される場合があります。
※上記のほか、各部門の最終選考作には、角川ビーンズ文庫編集部より選評をお送りさせていただきます。

選考・発表
締切後、部門毎の選考を経て、2025年10月に受賞作品を発表予定です。
選考状況によりスケジュールは前後する場合があります。

ほか規定等の詳細は、応募開始時に公開する応募要綱にてご確認ください。


また、小説大賞のリニューアルに伴い
角川ビーンズ文庫の公式キャラクター・ビーンズぼうや の姿もリニューアル!

イラスト/チャイ


今後の最新情報は本サイトおよびビーンズぼうやがお届けする 角川ビーンズ文庫公式X で公開していきます!
お見逃しなく!


先日発表いたしました第22回角川ビーンズ小説大賞受賞者4名の受賞のコメントと、最終候補8作品の選評を公開いたします。
ご応募くださいました方々、選考にあたられた諸氏に改めて御礼申し上げます。


〈一般部門〉審査員特別賞 伊藤たつき先生選
「蜂蜜令嬢の結婚」 佳南
【あらすじ】
蜂蜜を愛してやまないこと以外は至って普通の田舎領主の娘オリヴィアに突如舞い込んできた縁談は、まさかの偽装結婚!? しかも相手は乙女の憧れにして「聖域の騎士」と名高い美青年公爵シオン様。って、王女様の恋人と噂の方じゃないですか! 嫁いで早々馴れ合うつもりはない、と冷たく突き放され、契約終了まで好きに過ごしてやろうと屋敷改革に励むオリヴィア。ところが、過労で倒れたシオンを叱り飛ばしたのをきっかけに互いのことが気になるように。夜会で甘い時間を過ごしたり、蜂蜜知識で公爵領の問題を解決したり、順調に仲を深めていく二人。そんな様子に焦った執着王女は最終手段に出て……!? 本当の恋を見つける契約ラブファンタジー!

【受賞コメント】
この度は、審査員特別賞という素晴らしい賞を頂きありがとうございました。
選出して頂いた先生方を始め、選考に携わってくださいました全ての皆様に感謝申し上げます。
青天の霹靂という言葉がまさにぴったりの出来事に、ただただ驚くばかりですが、これまで自分の中にしか存在しなかった物語が審査に関わる方々の目に触れ、評価を頂けた事、大変光栄で、本当に嬉しく思っております。
この感動を忘れず、これからも真摯に作品と向き合って参ります。 よろしくお願い致します。


〈一般部門〉審査員特別賞 三川みり先生選
「落ちこぼれ回復魔法士のタマノコシ狂騒曲」 糀野アオ
【あらすじ】
コレットは平民ながら将来を嘱望された回復魔法士の卵。しかし実験中の事故がトラウマとなり、治癒に必須の消失魔法が使えなくなってしまった。結局落ちこぼれのまま卒業を迎え、残ったのは未返済の多額の奨学金……。そんなコレットを雇ってくれたのは、王国軍第一大隊長を務める第三王子アルベールだった。安月給ながら予想以上に活躍するコレットの魔力量と驚異の毒耐性に目を付けたアルベールは、住み込みの専属毒見役を提案。「宿泊費、食費は込みだし、お前の仕事は一日三回食事の前くらいだ。破格の副業じゃないか」「そ、それは……(ゴクリ)」しかしアルベールは回復魔法士を信用していない人で――。落ちこぼれ魔法士が王子を救う!? 身分差ラブ!

【受賞コメント】
この度は審査員特別賞をいただき、大変光栄に存じます。
三川みり先生、伊藤たつき先生、そして編集部の皆様には感謝してもしきれません。
また、創作を通して交流してくださる方々、私の意思を尊重し、いつも応援してくれる家族にも、この場を借りて御礼申し上げます。
私が創り出したストーリーや世界観、キャラクターたちを評価していただけたことは、この上ない喜びです。
この気持ちを忘れることなく、皆様にも「面白い」と思っていただける作品を届けられるよう、精一杯執筆活動に励みたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


奨励賞
「魔法使いのつがいの魔封士」 いちしちいち
【あらすじ】
大気に漂い、あまねく生命に必要な物質・マナ。シャルロットは、周囲のマナを吸収し消滅させる「魔封士」。やがて生命力までも奪ってしまう運命を悲観して命を絶とうとしたその時、ヴィルジールと名乗る男が現れる。「お前の“つがい”となるために来た」彼は魔封士とは正反対にマナを際限なく生み出す「大魔法使い」。古来よりお互いを「つがい」として補い合って生きてきたのだ。彼とともに隠れ住んでいた森から首都に出てきたシャルロットは、魔法使いを巡る王国の思惑と、ヴィルジールの秘密に触れることとなり――? 運命に導かれるファンタジー・ロマンス!

【受賞コメント】
この度は奨励賞という素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
選考に携わって下さった全ての方々に心よりお礼申し上げます。
初めてご連絡をいただいた際、事前の発表にはなかった奨励賞という形で受賞したと聞き、何が起こったか分からず驚きを隠せませんでした。
このようなご縁をいただけたのは、ひとえに応援してくれた家族と友人達あってのことです。
これからも皆様に読んでよかったと思えるような作品を生み出していけるよう、よりいっそう精進を重ねてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


〈WEBテーマ部門〉WEB読者賞
「婚約破棄された研究オタクの侯爵令嬢は、後輩からの一途な想いに気づかない」 nenono
【あらすじ】
「フレデリカさん! 僕と結婚してください!」
昨日、第一王子に婚約破棄された侯爵令嬢・フレデリカは、自分の所属する研究室に入った途端、後輩・エミールに結婚を申し込まれた。
エミールは人生を変えてくれたと、婚約者がいるフレデリカを一途に想い続け、罵声を浴びせる第一王子との婚約破棄にも一役買ったようだった。
しかしフレデリカは何よりも研究が好きで、恋心なんてわからない。それでも振り向いてもらおうと奮闘するエミールだが、フレデリカに新たな婚約者候補が登場し――?
研究一筋の侯爵令嬢と、年上後輩で隣国の公爵子息の、こじらせ初恋ストーリー!

【受賞コメント】
この度はWEB読者賞という大変光栄な賞を賜り、ありがとうございます。受賞の知らせを聞いた時、私は驚きで頬をつねったほどでした。投票してくださった方には勿論ですが、読んでいただいた皆様方に心から最大級の感謝を申し上げます。ここからがスタートだと思いますので、 これからも精進し、皆様の期待に応えられるような作品を紡いでいきたいと思います。


選評
【編集部総評】
第22回「角川ビーンズ小説大賞」に、実に403作品ものご応募をいただきました。
ご応募いただいた皆様には、この場を借りて心より御礼申し上げます。

改めて今回の応募作品を振り返ってみると、全体的に非常にレベルが上がっていると感じられました。
発表の場が多様化している中で書き慣れているゆえか、読者の目を通して研磨されてきた実力ゆえか、大きな破綻がなく、最後まで読みこませられるだけの「完成」された作品が多かったように思います。

一方で、昨年以上にテーマの選び方や構成が「似通っている」作品が多く、読み終えた時に「この作品だからこそ」として残るものが少ない印象を受けました。

時代や流行の変化に伴い、ジャンルの方向性も大きな川の流れのように変化していくことは必然です。
しかし、いわゆる「王道」としてのテーマ選びに対し、さらに既知の「テンプレート」を組み合わせた結果、「似通っている」物語に留まってしまってはいないでしょうか。


今回最終候補となった作品は、「自分にしか書けない」ものを意識できている点が評価されました。それはキャラクターであったり、設定や世界観であったり、さまざまな点で「未完成」であろうとも「これが書きたい!」というチャレンジが伝わってくるかどうか、によるのではないかと思います。
その中でも受賞作は、その「未完成」の先を読んでみたい、と思わせられた点が受賞に至りました。

第23回では、テーマ部門のテーマを「悪役悪女」「こじらせ溺愛」に変更しています。
一般部門とあわせて、「あなたにしか書けない物語」を心待ちにしております。


一般部門

【総評】
〈伊藤たつき先生〉
今回はどれも西洋風のお話で、魔法など独自の設定もあってすごいと思いながら読ませて頂きました。残念なのは、読んでいて設定がわかりにくいと感じる作品が多かった事です。どんなに頭でしっかり設定を練っても、それを読み手がすんなり飲み込めるように工夫して書く努力が必要だと思います。どうやったら、頭の中にあるものを読み手にわかりやすく楽しく読んでもらえるかを念頭に置いて書くと、どの作品ももっと面白くなるのではと思いました。

〈三川みり先生〉
読者に伝えることを常に意識した作品は基本的に評価が高かったです。受賞作を選ぶに際して重要になったのは主人公キャラクターの好感度で、そこが大きな加点ポイントでした。独自の設定がある作品も印象に強く残り、こちらも加点要素になりました。キャラクター造形も独自性も作者様の持ち味で、それを読み手により良く伝えられた作品が受賞となった感があります。自戒もしつつ、自分の強みを磨くのは大切だと改めて思います。

蜂蜜令嬢の結婚
〈伊藤たつき先生〉
キャラクターを書くのがお上手で、特に女主人公が賢くて意志が強くて素敵でした。得意な事を生かして活躍する姿にも好感が持てました。ですが男主人公の影がやや薄い印象です。二人が両思いになるのも唐突なので、好きになる過程をもっと見たかったです。一つの場面で何人もの視点が入り交じったり、誤字脱字も多いので仕上げの段階で確認を。お話も王道なのでこの作品でしか読めない「何か」があるといいなと思いました。

〈三川みり先生〉
とても楽しく拝読しました。あえて難点を言うならば、蜂蜜のくだりを物語の序盤からしっかりと組み込めばもっと良かったとか、やや類型的な物語運びかなという、その二点のみ。個々のキャラクターの性格付けや思惑や情念、関係性の変化など自然で、魅力的でした。ストレスなく読ませてもらえる良作でした。

〈編集部〉
期間限定の偽装結婚という王道的な始まりから、前向きに、自身の力で状況を変えていこうとするヒロインの好感度が非常に高い作品でした。
展開や設定にも無理がなく、ヒロインが丁寧に描かれている反面、ヒーロー自身の動きが少なく、魅力が伝わりづらい印象を受けました。
また構成やキーアイテムでもある「蜂蜜」の扱いにも物足りなさを感じる部分が多かったため、全体的なメリハリの意識やオリジナリティーをどこで表現するか、が大きな課題かと思います。

落ちこぼれ回復魔法士のタマノコシ狂騒曲
〈伊藤たつき先生〉
今回一番設定などがすんなり飲み込めた作品です。キャラクターや設定などとてもお上手で、テンポ良く読み進められて粋な終わり方で読後感もよく、面白かったです。全体的な完成度は高いのですが、少女小説としては設定や言動など不適切な部分が多いように感じました。特に男主人公は、いくら事情があったにせよ考え方や言動がきつめだったように思います。女性向けのレーベルなので、女性が不快に思わないような気遣いも大切なポイントです。

〈三川みり先生〉
最初から最後までぐいぐい読めました。主人公の性格が嫌みなく、さらに滅多に死なないという、エグ味さえある面白さがあり楽しいです。暗く残酷な事実が物語の中心にはありますが、物語全体の印象が明朗なのは主人公とヒーローのキャラクターのおかげかなと思いました。魔法の理論が明快かつ、物語にしっかり絡んでいるのも好印象でした。

〈編集部〉
主人公とヒーローのやりとりが軽妙で、勢いのままに物語を読み込ませる力がありました。魔法設定とあわせて主人公が抱える欠点と、その欠点がどう活用されていくのか、という期待感もうまく展開にはまっています。
しかし読者を意識して構築されている反面、エンタテインメントとしてのバランスに多少ちぐはぐさを抱えている印象です。そのシーンを読んでいる読者は喜んでいるのか、悲しんでいるのか、表情を意識して、構成し直してみてください。

魔法使いのつがいの魔封士
〈伊藤たつき先生〉
設定がとてもよくできていました。ですがそれ以外が物足りない感じがして、すごく惜しいという印象です。特に前半、男女主人公がお互いに我慢しすぎている感じがしたので、もっと二人の性格や交流がわかるようなエピソードが読みたかったです。設定がすごくよくできているので、それを生かせるような物語作りができれば、もっともっと面白くなるのではと思いました。ストーリーや構成など再検討したものをもう一度読んでみたいです。

〈三川みり先生〉
設定が特殊で興味深く読めました。キャラクターの心情や関係性の変化なども自然で心地よいです。主人公カップルはかなり重い設定なのですが優しい物語という印象です。この設定ならば、もっと思い切った展開・問題を用意しても面白いかもしれないなと思いました。それを解決していくことで、物語の優しさがさらに光る気がします。

〈編集部〉
「魔封士」と「魔法使い」のつがい設定が非常に魅力的で、「この二人でなければならない」という納得感がありました。主人公が死のうとしている冒頭のつかみも読者を一気に引き込み、最後まで優しい世界観が丁寧に構築されていました。
そのためかどこか淡々とした印象になってしまい、冒頭を超える盛り上がりが作中で作れていなかった点は残念です。この二人だからこその魅力をもっと掘り下げていっていただければと思います。

ザランド王国警備団特務部隊
〈伊藤たつき先生〉
女主人公の行動など好感が持てる部分もありました。サブキャラのエピソードも面白く、最後のハッピーエンドも微笑ましくてよかったと思います。ですが全体的に設定などがわかりづらくてもったいないと思いました。敵の描写も前半あまりないので、いきなり後半で出てきた感じがして対決しても感情移入しづらかったです。ストーリーや設定などを整理してわかりやすく読み手に伝えられると、もっと面白くなるのではと思いました。

〈三川みり先生〉
創作への、あふれるような意欲を感じました。書きたいことが多いために一冊の本にまとめるには難しく、散漫な印象になったようです。やりたいことも理解できるし、気概も素晴らしいのですが、枚数制限のある投稿作品なので、制限内でできることに絞れば、違った作品になり違った評価になったかもしれません。

〈編集部〉
魔法設定が作りこまれており、多彩なキャラクターたちが展開していく群像劇としての魅力を感じさせていただきました。
一方で、複雑ゆえに世界観や設定への理解を伴わないまま、キャラクターの視点が多すぎて読者の意識が散漫になってしまった印象でした。
ここが知りたい、読みたい、と思えるメインテーマを絞り、取捨選択をすることも時には必要かと思います。

魔女は呪われ伯爵を愛してはならない
〈伊藤たつき先生〉
キャラクターが多くてそれぞれ能力もあってと、設定がしっかり練られていました。ですが地の文の説明が多くて、彼らの能力など理解できないまま話が進んでいくので、もったいない印象です。もっと設定などをわかりやすく読み手に伝えられるといいなと思いました。小説を最後まで書き終えられるだけでも十分すごい事なので、読み手への伝え方、構成、ストーリー展開、キャラクターなどもう一度整理してみると、読みやすくなると思います。

〈三川みり先生〉
キャラクターやその関係性を愛して創作されていることが伝わりました。作者様の中ではそれらについて掘り下げられており、様々なエピソードがあることは理解できます。ただ今回の物語は、作者様の中で既にできあがった前提の上に展開していた印象があり、その点で、読んでいて乗り切れない部分があったように思います。

〈編集部〉
タイトルにまず目を引かれ、主人公のメイドと仕えるお嬢様の主従関係、さらにそこに魔女や聖女の設定が絡んで……と、キャラクターが細かく構築されていました。
その作り込みゆえか、初めから「このキャラクターはこういう設定なのでこう動いて当たり前」という展開になってしまっており、読者目線で次はどうなるんだろう、と期待させるような物語になっていなかったことは惜しい点です。脳内のキャラクターを読者に紹介していくために必要な説明やエピソード、構成を見直してみてください。


WEBテーマ部門
婚約破棄された研究オタクの侯爵令嬢は、後輩からの一途な想いに気づかない
〈読者からのコメント〉
・よくある婚約破棄ものかと思ったらいい意味で裏切られました。
・一気に最新話まで読んでしまうほど引き込まれ、また読みやすかった。
・ヒーローとヒロインが双方かっこよく、かわいく、爽やかにヒーローがヒロインを愛し愛される為の努力過程が「普通…逆では?」と固定概念がひっくり返された所が良かったです!!

〈編集部〉
ヒロインが婚約破棄されたあと、それまで一途に想いを寄せていたヒーローに婚約を申し入れられ……という導入は王道ながら、その後も常にキャラクターが「好き」なことに邁進している姿はとても魅力的でした。
しかし前後半で視点を変え、前半で婚約破棄に至るまでの裏側をヒーロー目線で描くことにより、タイトルから受ける印象とのずれが大きく、ただでさえ研究オタクで不器用なヒロインの魅力が伝わりづらくなってしまった印象です。ヒーローが「なぜそこまで頑張れるのか」という納得感も含め、「そこが知りたい」と思える盛り上がりを期待します。

花鈿の後宮妃 ~ヒロインに殺される皇帝を守るため、お毒見係になりました
〈読者からのコメント〉
・中華後宮が舞台なのに、難しいことなくさサラサラと読める。わかりやすい文章で、後宮にとっつきにくい人でも読みやすい。
・ちゃんと作りこまれた世界観がありつつ、重くなり過ぎず軽いテンポで読み進められるのがとても良かった。

〈編集部〉
今回数が少なかった中華ジャンルの中でも、特別な能力を持った主人公がその能力を用いて「毒味係」として物語を動かしていく、という展開は大変読み応えがありました。
テンポよく進んでいく読みやすさもありながら、そのためにキャラクターとしての深掘りに物足りなさを感じ、印象が薄くなってしまっています。主人公に設定を詰め込みすぎて逆に甘くなってしまっている部分も感じられますので、どういったポイントで成長と魅力を描くか、を意識してみてください。

転生魔女、逆ハー狙いの転生聖女から国を救います
〈読者からのコメント〉
・全編通してすごく面白かった
・とても読み応えがあり、文章も読みやすいと感じた

〈編集部〉
老婆に姿を変えた主人公がヒーローと旅をする中で、本当の姿がバレたらどうしようというハラハラ感やお約束展開としてバレてしまったあとのごまかし方など、期待したい王道展開がきちんと盛り込まれていました。
その分、設定やキャラクターが混み合ってしまい、後出しのようにも感じられる設定が見受けられ、どこに感情移入するべきか読者を迷わせてしまっています。どんでん返しも多すぎると意識がばらけてしまうため、起承転結のメリハリを構成してみてください。

第21回角川ビーンズ小説大賞受賞作が、2023年12月に3作品同時刊行決定!!
刊行に先駆け、受賞作の情報を集約した特集ページのティザーサイトが本日オープン!
各作品のタイトルやイラストレーター、あらすじ、そしてキャラクターラフを公開中。

最新情報を随時更新していくので、続報をお楽しみに♪


▼特集ページをチェック!



毎年、ライトノベルの第一線で活躍する作家を輩出する「角川ビーンズ小説大賞」。
今年寄せられた403本の中から、慎重なる選考を経て、以下の4作品の受賞が決定いたしました。
ご応募くださいました方々、選考にあたられた諸氏に厚く御礼申し上げます。

〈一般部門〉審査員特別賞 伊藤たつき先生選
「蜂蜜令嬢の結婚」 佳南


〈一般部門〉審査員特別賞 三川みり先生選
「落ちこぼれ回復魔法士のタマノコシ狂騒曲」 糀野 アオ


〈WEBテーマ部門〉WEB読者賞
「婚約破棄された研究オタクの侯爵令嬢は、後輩からの一途な想いに気づかない」 nenono



下記作品について、書籍化検討作品の特例として「奨励賞」を授与いたします。


〈一般部門〉奨励賞

「魔法使いのつがいの魔封士」 いちしちいち



受賞者のコメントや総評などは、今後随時角川ビーンズ文庫公式HPにて発表いたします。




三次選考通過作品(※順不同)
〈一般部門〉 5作品 ※順不同
落ちこぼれ回復魔法士のタマノコシ狂騒曲/糀野 アオ
魔法使いのつがいの魔封士/いちしちいち
魔女は呪われ伯爵を愛してはならない/いとう ゆうじ
蜂蜜令嬢の結婚/佳南
ザランド王国警備団特務部隊/霞

〈WEBテーマ部門〉 3作品 ※順不同
婚約破棄された研究オタクの侯爵令嬢は、後輩からの一途な想いに気づかない/nenono
花鈿の後宮妃 ~ヒロインに殺される皇帝を守るため、お毒見係になりました/秦 朱音
転生魔女、逆ハー狙いの転生聖女から国を救います/瀬里


二次選考通過作品(※順不同)
<一般部門> 9作品 ※順不同
瓶詰伯爵は常闇の魔女さんに服従したい/野口祐加
落ちこぼれ回復魔法士のタマノコシ狂騒曲/糀野 アオ
呪われた悪霊王女は隣国の人質となりて/たかた ちひろ
魔法使いのつがいの魔封士/いちしちいち
魔女は呪われ伯爵を愛してはならない/いとう ゆうじ
蜂蜜令嬢の結婚/佳南
ザランド王国警備団特務部隊/霞
売られた令嬢/三園 七詩
訳あり精霊と秘密の約束を~世話焼き聖獣も忘れずに~/真木

<WEBテーマ部門> 6作品 ※順不同
婚約破棄された研究オタクの侯爵令嬢は、後輩からの一途な想いに気づかない/nenono
転生令嬢と元ヤン伯爵の歪な新婚生活/日峰
花鈿の後宮妃 ~ヒロインに殺される皇帝を守るため、お毒見係になりました/秦 朱音
転生魔女、逆ハー狙いの転生聖女から国を救います/瀬里
聖女様にいじめられていたら、大大大推しと急接近したんですが~ていうか私”も”聖女ってどういう意味?~/神無月りく
祝福の女神 紫水晶の乙女 ~私の推しの声を聴け!~/雨宮こるり



第22回角川ビーンズ小説大賞三次選考通過作品一覧を発表!
ご応募くださいました皆様、まことにありがとうございました。

★第22回角川ビーンズ小説大賞三次選考通過作品はコチラ