花は桜よりも華のごとく シリーズ
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第8回角川ビーンズ小説大賞読者賞受賞!! 男装の美少女の能楽恋絵巻開演
京の都に現れた天才的な舞い人の美少年、白火。彼の噂は京随一の看板役者、蒼馬の耳にも入り、移籍の話を持ちかけられる。しかし、白火は実は女の子。女であることを隠し、女人禁制の能舞台に立っていて――!?
キャラクター
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白火(はくび)
弱小一座『日輪座』の若太夫であり、天才的な才能を持っている美少女。男と偽って能の舞台に立つ。
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蒼馬(そうま)
京随一の一座『柚木座』の次期太夫。揺るがぬ実力と地位を持つ、若手最高の舞い人。白火の才能に惚れ込む。
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矢涼(やりょう)
『日輪座』笛方の青年。言葉が少なく無愛想な面もあるが、自発的に狙われやすい白火の護衛を引き受ける。
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朧(おぼろ)
白火の幼なじみの少女。機転が利く上に人あしらいが上手い。男装をする白火を誰よりも心配している。